このブログは、日本で一番最初にソメイヨシノが開花した四国宇和島市で、老いも若きも、わきあいあいとさくらの観測に通う、さくら観測隊の活動と、宇和島市のさくらの開花状況をご案内するブログです。



2011年4月9日土曜日

なごり

4月9日(土曜日)

 宇和島市丸山公園の桜標本木は開花後、三分咲き、五分咲き、満開を過ぎ、さらに山全体の桜満開と共に散り行く桜となりました。

 さて散り行く桜の下を見ますと写真のように、道に小さな花びらが沢山落ちていました。所謂桜の絨毯(ジュータン)です。

 桜標本木の坂道は周辺に沢山の桜が植わっていますので、今後写真以上の花びらのジュータンが見えると思います。

 他の場所にもかなり花びらが落ちるのですが、桜標本木周辺では車が通行しません(歩行者専用道路)ので、例年きれいな絨毯道路と化すのです。

 昨日は孫4人を連れて観測に行きますと、熱心な桜観測隊の児童が早くも来ていました。

 今年から参加しています彼は、桜の花芽の生長を測定しまた記録し、さらに我々が測定していない花の直径など新しい試みもやっているのです。感心しました。

 そういった記録を残すことによって次の新たな考えが浮かぶのです。

 来年にはそういった資料を基に小生も少し考えてみようと思います。

 自然が相手の<考え>は次々生まれてきますので、皆さんもこういった身近な自然を相手にいろいろと観察しては如何ですか?(桜54)

 写真は、ジュータン化しつつある道路と、散り行く桜標本木です。